2018/10/19
飲酒でニキビ肌に!? お酒の飲みすぎが肌に与える悪影響
お酒を飲むことは日々のストレス発散につながりますし、適度な飲酒は健康や美容に良い影響を与えてくれます。
しかし、いくら「酒は百薬の長」と言っても過度に飲んでしまうとネガティブな影響が現れてしまうのも否定できません。
例えば過度な飲酒は“肌”に悪影響を与えます。お酒を飲みすぎることでニキビができやすくなってしまうことも。
今回はお酒と肌の関係性をご紹介します。お酒との適度な距離感を把握しましょう。
お酒が与える肌への悪影響
お酒に含まれる成分や効果が肌に直接影響を与えたり、肌の環境を悪化させたりすることがあります。
今回はお酒が肌に与える悪影響のうち、ニキビに直接関係するものをピックアップしてご紹介します。
■肌の炎症が引き起こされる
お酒を飲むことで、通常よりも多くの水分が消費されます。
血中のアルコールを薄めるために水分が必要になるからです。
また利尿作用もありますので、油断していると体全体の水分が不足していきます。結果として乾燥肌にもつながりかねません。
肌の水分量が低下することで肌本来のバリア機能が失われるため、ちょっとした刺激にも対応できなくなります。
毛穴も広がってしまいますのでホコリや皮脂が詰まってしまって、炎症を引き起こしてしまいます。そのままニキビに変わってしまうことも珍しくありません。
■糖質による影響で肌環境が悪化
お酒に含まれる糖質は皮脂の分泌を促しますし、肌の材料となるたんぱく質と結びついてたんぱく質を劣化させます。
糖質が多く含まれるビールや日本酒を好んで飲む方は特に注意が必要です。
皮脂の過剰分泌も肌の炎症、ニキビを引き起こします。
■アルコールの分解でビタミンが消費される
ニキビや肌荒れ対策としてビタミンの摂取が推奨されていますが、お酒を飲むことでこのビタミン群が失われます。
アルコールを分解する際にこれらビタミン群を消費する必要があるからです。
美容液などにも配合されているビタミンCもお酒によって失われてしまうので、肌荒れが起きやすくなります。
肌に良いお酒の飲み方とは
以上のようにお酒には悪影響が多いのですが、お酒を飲むことで良い影響があることも確かですし、日々の生活を豊かにする助けにもなります。
■蒸留酒を飲むようにする
お酒は「醸造酒」「蒸留酒」「混成酒」の3つに分類することができます。
醸造酒はビールや日本酒などを指し、蒸留酒は焼酎やウイスキーなど、混成酒は梅酒などの果実酒を指します。
この3つを比較した際、蒸留酒は特に糖質が少ないのが特徴です。
先ほどもご説明した通り糖質は肌に悪影響を与える原因の一つですので、蒸留酒を選ぶことで不安を一つ解消することができます。
■お酒と合わせて水分をしっかりとること
お酒を飲む際は、同時進行で水分補給もおこなってください。
乾燥肌の予防になりますし、健康にも良いです。割合としてはお酒:水を1:1で飲むと良いでしょう。
もちろん帰った後にしっかりと保湿ケアをしてあげることも大切です。
■おつまみ選びに注意
お酒の席だと唐揚げなどの揚げ物や、甘辛いタレをくぐらせた焼き鳥を選んでしまいがちですが、糖質・脂質の豊富なおつまみはニキビの原因となるので避けたほうが良いでしょう。
できるかぎり健康的なメニューを選んでください。ビタミンが豊富に含まれる食材を使っているものが理想です。
お酒は飲み方次第で日々の生活に彩りを加えてくれます。
上手にお酒を嗜むようにして、毎日を楽しく美しく過ごしましょう。
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