2018/10/19
食べ過ぎてしまう原因は寝不足? 睡眠と食欲は関係していた!
「毎日寝る間も惜しんで一生懸命働いていたのに、気が付いたら太っていた……。」なんて経験をしたことはありませんか?
実は太った原因は寝不足かもしれません。
今回は寝不足だと太りやすくなる理由をご紹介します。
寝不足が食欲を倍増させる
睡眠が十分にとれていないと、食欲増進作用があるグレリンというホルモンが増加します。
8~9時間しっかり睡眠をとっている方よりも、4~5時間程度の短い睡眠しかとっていない方のほうがグレリンの濃度が上がったという研究結果があります。
睡眠時間を十分にとっていないと食欲を抑える働きを持つレプチンも減少してしまいます。
グレリンの増加とレプチンの減少により、お腹が空きやすくなって、いつもより脂っこいものや甘いものが食べたくなったり「ドカ食い」をしてしまったりするのです。
寝不足は太りやすい体を作る
睡眠中は筋肉がゆるむため血のめぐりがよくなるのですが、睡眠時間が短いと血の巡りがよくなる時間も短くなってしまいます。
これが続くことで体は冷えやすくなり代謝も落ち、きちんと睡眠をとっている方と比べると消費できるカロリーの量が少なくなってしまうのです。
同じ食事、同じ運動量であっても、睡眠時間が短ければ太りやすい体になってしまうので注意しなければいけません。
不規則な生活が肥満の元
3時間睡眠の日の次の日に12時間寝たから「2日間で合計15時間は寝ている」と考える方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、不規則な生活サイクルこそ肥満の元になります。
不規則な生活を送っている方は規則正しい生活を送っている方より肥満になる確率は5倍以上といわれており、生活習慣病になってしまう可能性も高くなります。
たくさん睡眠をとることは大事ですが、毎日規則正しくしっかりと寝ることも大切です。
痩せたいなら質のいい睡眠を!
睡眠時間はノンレム睡眠とレム睡眠を4~5回ほどくりかえす、6~7時間ほどの睡眠をとることが理想的と考えられており、短くても長くても良いというわけではありません。
そのためには寝る前2~3時間は食べ物をとらないようにし、テレビやスマートフォンなど神経を活発にさせてしまうものを控えて、体を落ち着かせてあげる心がけが大切です。
「食事はしっかり制限しているのに太ってしまう……」と感じている方は、寝不足が続いてしまい知らない間に太りやすい体になってしまっているのかもしれません。
健康的にダイエットしたいのならきちんと寝ることが大切だということを忘れないようにしましょう。
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