2018/10/19
脂性肌の人におすすめな保湿ケア方法とは
脂性肌の人は乾燥肌の人に比べ、ニキビや毛穴詰まりや毛穴の開きなどのトラブルが起こりやすいといえます。
脂性肌の人が肌トラブルを防ぎ、皮脂の分泌をコントロールするためには保湿の方法に気を配ることが大切です。
脂性肌の特徴
脂性肌の人は、皮脂の分泌が盛んなTゾーン以外も皮脂によるテカりやべたつきが多かったり、日中のメイクが皮脂の分泌によって崩れやすいことが特徴です。
皮脂腺の量や大きさには、生まれ持った性質が大きくかかわっています。
皮脂は、古くなると酸化してニキビや毛穴詰まりなどのトラブルの原因となる恐れも。
個人差はありますが、皮脂が古くなるタイミングは分泌してから6~8時間前後だといわれています。
古くなった皮脂を長時間放置せずに、適切な洗顔で取り除くことが大切です。
脂性肌に保湿はしなくていい?
脂性肌のスキンケアにありがちな失敗が、洗顔のし過ぎと保湿不足です。
洗浄力が強い洗顔料やクレンジングで日に何度も洗顔を繰り返すと、肌が柔軟性を失って表面がごわついたり肌を守るために必要な皮脂の分泌量に影響を与えることがあります。
また、べたつきやすいからと保湿をおろそかにすると、余計に皮脂を分泌しやすくなることも。
脂性肌の人は皮脂が多いため、皮脂を取り去ることにばかり注意が向いてしまいがちですが、肌の内部に水分が足りないと水分を蒸発させまいとして皮脂を過剰に分泌してしまうことがあります。
肌が乾燥から身を守ろうと皮脂を分泌していることに気づかずに皮脂をとり続ければ、肌の表面はべたつくのに内側はカラカラなインナードライの状態を招きます。
インナードライに陥った肌は、肌の新陳代謝が低下したりシミやくすみといった肌トラブルを招きやすいことが特徴です。
正しい保湿方法
脂性肌の人が肌を保湿するためにおすすめな方法は、浸透力が高くべたつきにくい質感の化粧水やローションを使用することです。
肌に余分な皮脂が残っている状態で保湿アイテムを使用すると、たとえさらっとした質感のアイテムを使用したとしても、べたつきを感じることがあります。
洗顔には、肌の皮脂をとりすぎない洗顔石鹸の使用がおすすめです。
保湿ケアには皮脂の分泌をおさえつつ、肌に必要な水分を補給してくれるタイプのローションや乳液を使用することがポイント。
皮脂の分泌をおさえるはたらきを持つビタミンCが配合されたローションや、肌を引き締める収れん効果のあるコスメを利用すると良いでしょう。
さらに、皮脂の分泌量は年間を通して一定ではなく、季節や気温の変化に影響されます。
そのため、季節に応じてスキンケア用品を使い分けることが大切です。
べたつきを感じやすい部分は、様子を見て乳液や保湿クリームを使用すると良いでしょう。
そして脂性肌であったとしても、目の周囲や口の周囲などのかさつきやすい部分にだけは油分を与えるようにすると、しわやほうれい線を防止しやすいですよ。
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