肌トラブルに強い肌は、肌の水分量アップがカギ!?

2018/10/19

肌トラブルに強い肌は、肌の水分量アップがカギ!?

肌トラブルに強い肌は、肌の水分量アップがカギ!?

肌に充分な水分がとどまっている状態は、ハリに満ちた美しい肌を作るための必須条件です。
一方で肌の水分が不足すると、シワやたるみなどの肌トラブルを招く原因となります。

今回は、肌の水分量をアップするために効果的なスキンケア方法についてご紹介します。

肌の水分量が減ると起こる肌トラブル

肌のうるおいは、皮膚の表面にある角質層にどれだけの保水力があるかどうかで決まります。
皮膚のうるおいを保つ要素は、「皮脂」「皮膚の細胞の隙間を埋める細胞間脂質」「尿素やアミノ酸」といった天然保湿因子の3つです。
これらの3つの要素が加齢や紫外線などの影響によって不足しがちになると、肌はうるおいを失いやすくなります。

さらに、皮膚には雑菌や外部の刺激から身を守るためのバリア機能がもともと備わっています。
しかし、水分を十分に保つことで外部の刺激から身を守っているため、皮膚が乾燥するとさまざまな雑菌の影響を受けやすくなったり、シワやたるみなどが刻まれやすくなるのです。

自分の肌に合った洗顔を心がける

皮膚に水分をとどめておくために大切な機能が、皮脂の分泌です。
皮脂は、汗と混ざり合うことで肌の上をバリアのようにまんべんなく覆うことができます。
皮脂が天然のクリームのように素肌の上に広がることで、水分の蒸発を防いだり雑菌の繁殖を防ぐ役割を持っています。

しかし、洗浄力が強すぎる洗顔料やクレンジングで、朝晩ゴシゴシと肌をこすっていると肌に必要な皮脂まで奪い去って肌の保水力を弱めてしまいかねません。
かといって、まったく皮膚を洗浄しないと毛穴に汚れがたまりこんでしまい、肌に本来備わっている自浄作用を弱めてしまいます。

洗顔の目的は、古くなった皮脂を洗浄することです。
肌を労わり保水力を高めるためには、無添加で肌にやさしい洗顔せっけんの使用をおすすめします。

洗顔せっけんは皮脂汚れを落とすと同時に、肌の水分と油分のバランスを整える効果が期待できますよ。

化粧用コットンパフを活用する

肌の上に付着した汚れや古くなった皮脂汚れを洗顔せっけんで取り去った後は、肌の状態を見て保湿を行いましょう。
肌の状態には個人差があり、季節や日中の過ごし方によっても異なってきます。

洗顔後に肌がかさつくようなら、化粧用コットンパフに保湿ローションをたっぷりとしみこませて、2~3回を目安にやさしくパッティングしましょう。

また、目の周囲や口の周囲は皮脂腺がないために乾燥しやすい部分です。
強い乾燥を感じる部位には、保湿ローションをたっぷりとしみこませたコットンパフで2~3分パックすると良いでしょう。
普段使用している保湿ローションの効果を上手に引き出し、短時間で大きな保湿効果が期待できるため、便利ですよ。

自分の肌としっかり向き合って、水分量アップを目指してくださいね!