2018/10/19
洋ナシ型? リンゴ型? 体脂肪の種類で体型は変わる!
体脂肪に種類があることを知っていますか?
実は、一口に体脂肪といっても「皮下脂肪」と「内臓脂肪」の二種類があるのです。
体脂肪の種類によって特徴が違うため、体型に与える影響も異なります。
さらに、体脂肪の種類はダイエットを考える場合においても大切になってくるので、自分の体脂肪の種類をきちんと把握しておくと良いでしょう。
皮下脂肪とは
皮下脂肪とは名前の通り、皮膚のすぐ下につく脂肪のことです。
男性よりも女性につきやすい脂肪で、指でつまめる特徴があります。
女性には子宮や卵巣といった妊娠・出産に重要な働きを持つ内臓があり、脂肪にはこれらを守る役割があるのでつきやすいといわれています。
■皮下脂肪の役割
1. 外からの衝撃から内臓を守るクッションの働き
2. 体温を保つ働き
3. 栄養を摂らない状態でもしばらくエネルギー源を脂肪に蓄えておく働き
4. 女性らしい体型を作る働きなど
■皮下脂肪がたまると洋ナシ型の体型へと変化
女性ホルモンによる働きで、皮下脂肪はつきやすくなっています。
特に下半身に集中してつくので、下半身太りの「洋ナシ体型」になってしまいます。
皮下脂肪は、いざという時のために長期的にエネルギー源を貯蔵しておく働きがあることから、落ちにくいという特徴もあります。
■皮下脂肪を落とすには
皮下脂肪がたまりすぎて洋ナシ体型となった場合、落としやすい体作りをしなければなりません。
基礎代謝を上げるため筋トレなどをして筋肉量を増やし、さらに有酸素運動をすることが大切です。
さらに、冷えて血行が悪くなると体はますます脂肪を抱え込むようになるので、下半身を冷やさないようにすることも重要です。
内臓脂肪とは
お腹の周りにある筋肉と内臓の間につきやすい脂肪のことです。
内臓に直接ついてしまう脂肪でもあるので、過剰に増えると生活習慣病の原因になります。
この脂肪は女性よりも男性につきやすく、加齢によってさらに増えてしまうやっかいな脂肪です。
皮下脂肪と違い、外見だけでは判断しにくいので注意が必要です。
■内臓脂肪の役割
1. 外からの衝撃から内臓を守るクッションの働き
2. 内臓の位置を正しくキープする働き
3. ホルモンを作り出す働き
4. 栄養を摂らない状態でも、しばらくエネルギー源を脂肪に蓄えておく働き
■内臓脂肪がたまるとリンゴ型の体形に変化
内臓脂肪の働きは大切ですが、たまりすぎると生活習慣病のリスクを高めてしまいます。
メタボの最大の原因は、食習慣と生活習慣の影響により内臓脂肪が増えすぎることです。
内臓脂肪が直接体に危害を加えるわけではありませんが、致命的な疾病の引き金になる恐れもあります。
内臓脂肪がたまりすぎると、お腹がぷっくりとした「リンゴ体型」になるのが特徴です。
■内臓脂肪を落とすには
食生活の見直しを早急にしましょう。
脂肪分の多いもの、油を多く使ったもの、味の濃いものばかりの食事は危険です。
野菜やミネラルの多い海藻などを多めにして、栄養バランスのとれた食事にして下さい。
さらに、アルコールや喫煙もほどほどにすることが大切です。
ただ、軽い運動で落としやすい脂肪なので、日常生活において歩くことや立つことを心がけるだけで変わってきます。
このように、二種類の体脂肪は体に重要な働きをしていますが、過剰に蓄積してしまうと体の不調に繋がってしまいます。
自分の体形の変化に注意して、今日から過剰に脂肪をつけない生活を始めてくださいね。
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