治りにくい頑固な頬ニキビができる原因とは

2018/10/18

治りにくい頑固な頬ニキビができる原因とは

治りにくい頑固な頬ニキビができる原因とは

一般的に、皮脂の分泌の多い部分はニキビができやすいといわれています。
額と鼻の頭を結ぶTゾーンは、ニキビができやすい部分として知られていますよね。
頬はTゾーンに比べれば皮脂の分泌が盛んというわけではありません。

それなのに、なぜ頬ニキビができてしまうのでしょうか?
その原因を探ります。考えられる原因をいくつかご紹介します。

ホルモンバランスの乱れ

女性の場合、月経の前後でホルモンのバランスが崩れることで頬のニキビの原因となることがあります。
生理不順に陥りやすい人ほどこの傾向が強いと考えていいでしょう。
生理のたびに頬にニキビが出る人は、このタイプだと考えられます。

その他にも仕事や人間関係のストレスによってホルモンバランスが乱れることがあります。
リラックスする時間を設けるようにしたり、発散できるような趣味を持つなどストレスを溜めにくい生活をこころがけることが大切です。

偏った食生活で内臓に負担をかけている

糖分や脂肪分の取りすぎは、胃腸や肝臓に負担をかけるといわれています。
肝臓は毒素の分解や脂肪の貯蓄など人間が生きていくために欠かせない大切な役割を持つ臓器です。
その他にも、肝臓にはホルモンバランスを整える役割があります

お酒を飲み過ぎて肝臓を酷使しすぎる生活を送っていないでしょうか?

糖分や脂肪分の多い食生活をできるだけ控え、肝臓によいといわれている柑橘系の果物や野菜を積極的にとるようにしましょう。

睡眠の質に問題がある

睡眠を開始して大体30分頃から、成長ホルモンが分泌されます。
この成長ホルモンは紫外線や外部刺激などによって傷ついた皮膚を再生するはたらきを持っています。
そのため、スムーズに眠りにつけない人は注意が必要です。

ニキビを予防するような睡眠をとりたいならば、睡眠時間を長くするだけではあまり意味がありません。
肌の新陳代謝は、睡眠を開始してから3時間から4時間程度の間に行われるといわれています。
ニキビを予防する睡眠はこの肌の新陳代謝を意識することが大切です。

熱い風呂に入ったり、パソコンやスマホの画面などを見ると交感神経が刺激され、スムーズに眠りづらくなるため、睡眠直前の時間の過ごし方に注意しましょう。

肌質に合っていない化粧品やスキンケアの使用

肌が極度に乾燥していると、肌は自分を守ろうと皮脂を盛んに分泌します。
顔が脂っぽいからといって強力な洗顔料やクレンジング剤で皮脂を落としすぎると、皮膚の表面はぎとぎとなのに、内側が激しく乾燥しているという状態を招いてしまいます。
そうなればニキビが治りづらくなるばかりでなく、肌のターンオーバーが乱れる悪循環に陥ってしまいます

できるだけ優しく皮脂を取り除き、必要な皮脂は残すようなスキンケアを行うことが重要です。

頬にできるニキビにはさまざまな原因が考えられます。
自分の場合はどれが当てはまるのかを考えて、しっかり対策をしましょう。