2018/10/19
春にニキビができやすい理由と肌荒れ対策について
春先の肌は、肌荒れを起こしたりニキビができやすい状態となっています。
なぜ、春に肌の不調が起こりやすいのでしょうか?
春先に肌の不調を引き起こさないために知っておきたい、肌荒れの理由や対策についてご紹介します。
春は花粉や紫外線などの刺激が多い
顔の皮膚は首まで! しっかり保湿ケアして乾燥知らず
花粉症の人にとって春先は辛い季節ですが、花粉はくしゃみや鼻水といった症状を引き起こすだけでなく、皮膚を刺激してかゆみや炎症を起こしやすい状態にします。
それに加えて、春は紫外線量が多い季節です。紫外線は肌を乾燥させるだけでなく、しわやシミといった肌の老化現象に深い関わりを持ちます。
肌が紫外線の影響を受けると、肌の水分が奪われやすい状態となり健康的な肌に本来そなわっているはずの肌を外部の刺激から守るためのバリア機能が弱まってしまうでしょう。
さらに、ニキビの原因菌であるアクネ菌が毒素を発生させやすい状態となることで、ニキビの症状を悪化させる場合も少なくありません。
ストレスが自律神経のバランスに影響
4~5月は新生活がスタートする季節です。
周囲の人間関係が変化することでストレスを受けやすいだけでなく、昼夜の寒暖差によってもストレスを感じやすい時期でもあります。
このようなストレスは自律神経に影響を与えることがあります。
自律神経は自分の意志とは関係なく、発汗や胃腸のはたらきといった体のメカニズムに関係している神経のことです。
健康的な女性の体に欠かせない女性ホルモンと自律神経のコントロールは、どちらも大脳の視床下部で行われているため相互に影響し合いやすいと考えられます。
自律神経の乱れがホルモンバランスの乱れへとつながり、男性ホルモンが優位な状態となると皮脂の分泌量に変化を与えてニキビができやすい状態になります。
大人ニキビに特化したスキンケアアイテムを使用
まずは、ニキビができやすい部分の肌の状態を見極めましょう。
皮脂量が多すぎると毛穴詰まりを起こしやすくなり、少なすぎれば乾燥して肌が外部の刺激から弱い状態になっています。
ニキビができている部分の皮膚はデリケートになっているため、患部に刺激を与えないようにスキンケアを行うことが大事です。
かさつく部分には保湿効果の高いセラミドやヒアルロン酸が配合されたアイテム、べたつきがある部分には皮脂を抑制する効果のあるグリコール酸やビタミンC誘導体が配合されたアイテムを使用するなど、 肌の状況によって基礎化粧品を使い分けると良いでしょう。
ホルモンバランスが影響を与えてニキビができやすくなっている場合は、スキンケア用品にこだわるだけでなく、規則正しい生活を心がけたりストレスを緩和するための対策を練ることも大切です。
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