2018/10/18
早すぎることはない! 30代から始める「原因別くすみ対策」
30代になると「顔に透明感がない」と感じる機会が増えてきます。
加齢とともに、さまざまな肌トラブルが引き起こされやすくなりますが、より老けた印象を与えてしまうくすみは、何とかしたいお悩みの1つです。
くすみの原因を知り、肌本来の透明感をどのようにしたら保持できるかを探っていきましょう。
原因1「肌のターンオーバーの遅れ」
肌のターンオーバーは、年齢によって遅れが生じてきます。
20代では、ターンオーバーは約28日周期でおこなわれていますが、30~40代になると約45日周期になってしまうのです。
肌の生まれ変わりのペースが遅くなることで、傷が治りにくい、肌トラブルの改善が遅い、といったことも起こるようになっていきます。
くすみは、この肌のターンオーバーの遅れと関係があり「肌の表面の汚れ」や「不要となった角質が積み重なる」ことが原因にあげられます。
肌の不調が透明感の喪失につながってしまうのです。
肌のターンオーバーを正常にするためにも、週に1回ピーリング剤などで肌の表面の汚れや不要な角質を取り除くことが大切です。
その際は、ピーリングだけでなく洗顔もできるピーリング石鹸や、数分置いた後に洗い流すタイプのピーリング剤など肌への負担も少ないものを選んでくださいね。
原因2「乾燥」
肌に十分な水分があると、肌表面の角質層は滑らかな状態が維持されています。
そのため光が当たっても影ができることはほとんどありません。
一方で肌の乾燥は、角質層が乱れたり剥がれたりして肌表面を凸凹な状態にしてしまいます。
そのような状態では、光が当たったときに小さな影ができやすくなり、肌のトーンも暗く感じられて、顔がくすんでいるように見えてしまうのです。
化粧水や乳液、美容液、保湿クリームなどは、保湿力の優れたヒアルロン酸やセラミドなどの成分が配合されたスキンケア用品を使うようにしましょう。
くすみ対策で大事なこと「血行改善」!
血行不良からくすみが引き起こされるケースがあります。
血液やリンパの流れが鈍くなると、栄養や酸素が肌の細胞に十分に行き渡りづらくなります。
その結果、肌の不調がくすみとして現れるのです。
血行改善には入浴などで体を温めることが大切です。
特にこれからの季節は寒さが厳しくなってくるので、体の芯からしっかりと温まるようにしましょう。
ちょっとぬるめの39℃前後のお湯に、汗をかくまでじっくりと約20分浸かってください。
お湯につかるときは、炭酸系の入浴剤を入れる、ひとつかみの塩を入れるなどの工夫をすると、より体が温まりやすくなりますよ。
また、お風呂にハーブを入れてみるのもオススメです。
ローズオットーやフランキンセンス、ゼラニウム、ローズウッドなど、自分の好みの香りを楽しみながら改善を目指してみてはいかがでしょうか?
もちろん、肌の健康のためには、「質の良い睡眠」「栄養バランスの優れた食事」「適度な運動」」は欠かせません。
健康を心がけた生活と紹介した方法を組み合わせることで、血行をよくし、肌のターンオーバーも正常に維持されるようになり、肌本来の透明感に近づいていけるでしょう。
30代でも20代にも負けない肌を目指して健康な肌を維持できるように心がけましょう。
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