2018/10/19
大切なのは保湿! ニキビ跡の種類とケアの方法
痛みなどはないものの、ニキビよりも治りにくく目立ちやすい「ニキビ跡」は深刻な悩みのタネになってしまいます。
今回はニキビ跡の種類と、自宅で改善できる場合のケア方法についてご紹介します。
ニキビ跡の種類
1. クレーター
肌に凹みができてしまうクレーターは、真皮のコラーゲン組織が破壊されて起きるニキビ跡です。
治すためには真皮のコラーゲンの再生を促すことが重要になりますが、ホームケアでは真皮層のダメージをケアすることが困難なため、改善は難しいといえます。
クレーターのニキビ跡は、ピーリングを行ったり、コラーゲンやヒアルロン酸などを注入し盛り上げる方法、真皮のコラーゲンを作るレチノイン酸を塗布するなどの方法でケアを図りましょう。
2. 赤いニキビ跡
炎症の起きている赤ニキビの跡として多く見られる赤いニキビ跡は、ニキビによって毛細血管が増生・拡張し、肌表面が赤く見えているもの。
時間が経てば元に戻ることが多いのですが、改善までの期間には個人差があるためなかなか治らない場合にはクリニックやサロンで診てもらうのも良い方法です。
3. 色素沈着
赤いニキビ跡がさらに茶色のシミのように残ってしまう場合は、色素沈着によるニキビ跡だと考えられます。
色素沈着は紫外線により発生・悪化してしまうため、赤みがある・色素沈着が起きている部分はUVケアをしっかり行っていきましょう。
色素沈着を改善していくためには、紫外線対策と併せてシミや赤みを薄くするビタミンCを取り入れたり、ビタミンC誘導体の配合された化粧品を利用していくと良いでしょう。
ニキビ跡を改善するためには「保湿」が重要!
クレーター状のニキビ跡の改善は難しいですが、赤いニキビ跡や色素沈着のニキビ跡は保湿ケアによるケアが可能です。
ニキビ跡の改善に保湿が良い理由は、しっかり保湿を行うことにより肌のターンオーバー周期を正常へと近づけることができるため。
肌のターンオーバーが適切な周期で行われるようになれば、肌の回復力も正常となりニキビ跡を徐々に薄くしていくことができます。
また、肌の乾燥は大人ニキビを引き起こす大きな原因となるため、保湿ケアを行っていくことは新しいニキビやニキビ跡を予防するためにも重要なポイントです。
しかし保湿をするために過剰に保湿化粧品を使っていると、保湿化粧品が逆に肌へ刺激を与えニキビの原因となる可能性も否定できません。
なるべく必要な分だけ、最小限の保湿ケアを有効的に使うよう心がけ、お肌が持つ本来の保湿力を引き出していくことも大切です。
さらに、使用する化粧品はなるべく余計な成分が入っていない物を選び、乳液やクリームなどは特に乾燥が気になる部分にだけ使うようにしましょう。
ニキビ跡は改善するのが難しいもののひとつ。
焦らずじっくりと取り組むようにしましょう。
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