2018/10/18
冬のお肌の乾燥を「ねばねば食材」で予防しよう!
ねばねば食材といえば、パッと思い浮かぶだけでも山芋や里芋、それにオクラやモロヘイヤ、納豆など、かなりのねばねば食材が日本では食べられています。
これらの食材は、ねばねば食材と言われるだけあって、ネバネバとした食感が特徴的なものとなっています。
これらが、なぜ冬に起こりがちな肌の乾燥に有効なのかをご紹介します。
なぜ、ねばねば食材が乾燥肌に効果的なのか
ねばねば食材が肌の乾燥にオススメな理由は、ムチンという成分が多く含まれているからです。
ムチンは、皮膚の保水成分をサポートする効果があるため、乾燥対策に役立ちます。
それだけでなく、風邪を予防してくれる効果や、胃腸の機能促進にも良いとされています。
このことから、特に寒い季節にぴったりの食材と言えるでしょう。
日本の朝ご飯の定番、納豆
ねばねば食材の代表格と言ってもよい納豆は、シミを予防する効果があるL-システインなどの成分が豊富に含まれています。
納豆は発酵食品ですから栄養価が高いため、ダイエットや美容にも効果のある食材といえます。
また、納豆にはポリグルタミン酸という成分が含まれていて、これは高い保水力をもっている成分です。
なんと、その力はヒアルロン酸の約10倍とも言われているほどです。
ねばねば野菜の代表格、オクラ
夏によく食べられることも多いであろうオクラも、ねばねば食材ですよね。
このオクラのねばねばの正体は、ペクチンなどの食物繊維です。
この食物繊維は腸の働きを整えてくれるので便秘解消になりますし、他にも糖尿病を予防する働きがあります。
さらにオクラには、ビタミンB群も多く含まれています。
ビタミンB群により代謝がアップすると肌の修復を働きかけてくれるため、肌が荒れやすい時期にはオクラを食べるようにすると良いでしょう。
オクラを切って、ツナと細かく切ったトマトと一緒に混ぜ合わせたパスタにすれば食べやすくてオススメですよ。
低カロリー食材の「なめこ」
なめこには、ムチンやビタミン類の他にも、人間に欠かせない栄養素であるミネラルなど、多くの栄養を豊富に含んでいます。
特に、美肌効果が高いとされるトレハロースという栄養成分は注目すべきものです。
トレハロースは保湿効果が非常に優れているので、乾燥肌には特にオススメしたい成分です。
その他にもコンドロイチンという成分も保湿成分を多く含むので、こちらも乾燥肌の予防効果があります。
オススメのなめこ料理は、簡単で安価にできるなめこと大根おろしを混ぜるだけの「なめこおろし」です。
ねばねば食材は意外に簡単に食事に取り入れることができるので、肌の乾燥にお悩みの場合は、体の外からだけでなく中からもケアしてみてはいかがでしょうか。
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