やっぱり気になる頬のたるみ。原因と予防法

2018/10/19

やっぱり気になる頬のたるみ。原因と予防法

やっぱり気になる頬のたるみ。原因と予防法

年齢を重ねると頬がたるみ、老けた印象になることを気にする女性は少なくないかもしれません。
頬のたるみといえば加齢が原因と思われがちですが、実はそれだけではないのです。

たるみを引き起こす元となっているものは何なのかを知り、予防に効果的な方法を取り入れて若々しい肌をキープしていきましょう。

頬のたるみの原因

・酸化

フルーツや野菜などが分かりやすい例ですが、酸化が進んだ食べ物は見る見るうちに腐敗してしまいます。
それは人間の肌にも同じことがいえるのです。
酸化により肌が老化するとハリが失われ、たるんでいきます。
イメージとして酸化は「サビや腐敗」の状態です。

・糖化

AGE(終末糖化物質)と呼ばれる物質が体内に蓄積されることによって糖化が進みます。
AGEはステーキやバターなどの加熱されたたんぱく質や、ドーナツなどの加工された甘いお菓子に含まれ、加熱や加工の段階でメイラード反応と呼ばれる強い糖化(焦げ)の状態が起こっています。

この焦げを食べることで体も糖化が進み、たるみにつながるのです。

・重力

体内の老廃物や水分が溜まってむくんでいたり、脂肪が多くつくと、そのまま重力に逆らえず肌のたるみが定着してしまいます。

頬のたるみを作らせない方法

頬のたるみを防ぐには、肌に悪いとされる食品の摂取を控え、生活習慣を改めることが必要です。
低温調理や蒸したり煮た食品は、AGEが低いので糖化の予防になります。

そして、メイクをしたまま寝るのはやめましょう。
長時間つけたままの化粧品は肌の上で酸化が起こってしまうため、面倒でも必ずメイクを落としてから寝るようにしてください。
酸化は紫外線によるダメージでも起こるため、日焼け止めや日傘を使うなど、日ごろから日焼け対策を心がけることが重要です。

また、むくみや脂肪の増加も頬のたるみの原因になりますが、適度な運動を習慣にして体の内側から発汗を促すことで徐々に解消されていきます。
気軽に始められるウォーキングなどの運動を取り入れていきましょう。

さらに、無意識にとっている姿勢が頬のたるみを作っている可能性があるため、うつ伏せや頬をつぶすような寝方にも注意が必要です。
極力仰向けの姿勢で寝ることを心がけてください。

たるみを防ぐおすすめのマッサージ

マッサージによって顔の筋肉をほぐし、たるみを防ぐのもおすすめです。
このマッサージは美容液やクリームを塗るタイミングで行うのが良いでしょう。
あたためた手に適量の美容液やクリームを取り、小鼻の少し下にあるくぼみを下から押し上げるように10回ほど両サイドをマッサージします。
朝と夜の2回行うことで、頬の固まった筋肉がほぐれ、たるみが定着するのを防いでくれます。

頬のたるみは加齢が原因だけではないということがお分かりいただけたでしょうか。
今回ご紹介したたるみケアの方法を取り入れることで頬のたるみを防ぎ、いつまでも若々しい印象を作っていきましょう。