【大人ニキビの季節】冬のニキビ対策方法

2018/10/18

【大人ニキビの季節】冬のニキビ対策方法

【大人ニキビの季節】冬のニキビ対策方法

冬になって突然ニキビが増えたことはありませんか?

「冬にはあまり汗もかかないし、皮脂も多くなさそうなのに何で?」と不思議に思った方も少なくないでしょう。
しかし実は、冬は夏よりもニキビができやすい季節なのです。

そこで今回は、冬にできやすい大人ニキビのメカニズムと、すぐに実践したい対策方法についてお話します。

冬が大人ニキビにとって危険な理由

いわゆる思春期ニキビにとって一番避けたいものは、汗などによる皮脂の過剰分泌と紫外線によるニキビあとの色素沈着です。
一方、大人ニキビの主な原因はターンオーバーの乱れによりお肌に溜まった古い角質が毛穴に詰まってしまうことです。
大人ニキビと思春期ニキビでは、気をつけるべきことが全く違うのですね。

ではなぜ、大人ニキビにとって冬が一番危険なのでしょうか?

冬場の乾燥した空気は、お肌の角質層から水分を奪っていきます。
水分を奪われたお肌は柔軟性を失い、毛穴の出口が狭くなります。

狭くなった毛穴には古い角質が詰まりやすくなり、大人ニキビが増える原因になってしまうのです。

冬のニキビを防ぐには、とにかく保湿が肝心!

冬のニキビを防ぐためには、とにかくお肌の水分を保つことが重要です。

保湿をすることによって、お肌のターンオーバーが正常になり、古い角質がきちんと排出されるようになります。
冬の間はなるべく頻繁に保湿ケアをするようにしましょう。特に洗顔・入浴後は欠かさないようにしてください。

乳液はニキビ対策にはNGだと思っている方も多いようですが、化粧水の潤いを閉じ込める役割をしてくれるので、保湿ケアの仕上げに使うことをオススメします。

また、部屋の空気が乾燥しないように保つことも大切です。
冬には外気が乾燥するだけでなく、暖房によって室内の空気も乾きやすくなります。
加湿器をつけるなどして、なるべく乾燥した空気に触れないように気を配りましょう。

冬場にやりがち! マスクがニキビを作っていた?

冬場には、風邪予防などのためにマスクをして過ごすこともありますよね。
実は、マスクの中はニキビが増えやすい環境なのです。

マスクの中は密閉された状態で、高い湿度が保たれます。その状態が続くと、皮脂分泌が盛んになってニキビの原因菌であるアクネ菌が繁殖しやすくなってしまいます。
さらに、マスクがお肌に当たることによって刺激になり、ニキビを増やしてしまうことになるのです。

マスクをせざるをえないときは、肌に当たる部分に綿ガーゼの布を挟んだり、必要のないところではこまめにはずすようにしましょう。
また、使い捨てマスクを用意して午前と午後で交換するなど、なるべく清潔に保つように心がけてくださいね。

冷えもニキビの大敵! 体の中から温まる入浴と食事を

人間の体は冷えると皮脂を多く分泌させ、皮膚を覆って熱が失われるのを防ごうとするはたらきがあります。

冷え性の方はこのはたらきによって皮脂が多く分泌されてしまい、ニキビを増やしている場合があるのです。
さらに、体が冷えると血行不良でターンオーバーが狂ってしまい、古い角質が溜まってしまうこともあります。

お風呂はシャワーで済ませずにきちんと湯船に浸かって体を芯から温めるようにし、温かい鍋料理などを食べて体の中からも温めるようにしましょう。
鍋やスープなどの汁物を作れば、蒸気でお部屋の加湿もされるので一石二鳥ですね。

以上のことに気をつけて、乾燥に負けないニキビ知らずのお肌を手に入れましょう!